「去年海行ったんで、今年は山です。」 その2



一方そのころ(もうええっちゅうねん)目的地。
「・・・どーでもいーがこの緑の光はどうにかならんのか?」
せまひろ「もうすぐ・・・・・・ほら、消えた。さて、次の目的地は?」
「頭の上に印の出てるヒトは居ないぞ」
せまひろ「そうか。それはざんねんだ。で、我々は何をしよう」
キャラメル「お昼でもどうですか?」
せまひろ「おやもうそんな時間ですか」
サブレ「ばーべきゅーだってー」
せまひろ「わぁい。ばんざぁい」
キャラメル「食材がまだ来ないですけど・・・」
せまひろ「ああ、食材なら持ってきましたよ。肉にく、肉肉」
優「まぁ用意の良い」
せまひろ「いえいえ。キャンプですから」
「・・・こっちはついでだったんだけどね・・・」
せまひろ「・・・うーん、なんか引っかかるところが多いなぁ。んじゃー肉を持ってくるか肉を。肉を」

雅「ただいまー」
ルーニィ「おかえりー」
雅「ピラニアがたくさん捕れたよ〜ん」
せまひろ「ピラニア? 飼うのか? お、エルザ、ずいぶん南国風やねぇ」
エルザ「まぁ・・・なんというか・・・・・・ねぇ、雅、はやく着替え・・・」
雅「あぁ・・・テントにあるから適当に選んで着てください」
エルザ「へーい」

優「着替えなんて持ってきてたの?」
雅「まぁなんと言うか・・・イロイロ」
エルザ「で、どんな服が?」
雅「見てのお楽しみ」
エルザ「では早く見せてください」
雅「それではどうぞ」
エルザ「・・・これは!!」

そのときエルザ特派員の見たものは!?



ばき、どが、ぐしゃあ!!
秀「やたらとモンスターばっか出るな・・・」
壮「何が『ナイフ一本で生き延びろ』だか・・・」
栄「間違ってはいませんがね、勿体ないですよこの程度の相手に」



雅「お〜い、どうした〜?」
エルザ「この服・・・もしかしてプリン謹製・・・」
雅「『在庫一斉処分、もってけ泥棒』 だってさ」
エルザ「胸のサイズ・・・合うのかな?」
プリン「おい〜ス。 何かお求めで?」
エルザ「わーいプリンちゃんだ。えーとオススメは?」
プリン「う〜ん・・・これなんてどうかな? 『一枚布』」
エルザ「・・・布って・・・・・・」
プリン「全長15mの布を巻くだけ」
エルザ「・・・他には?」
プリン「ん〜、去年作った浴衣のの売れ残りとか」
エルザ「どんなの?」
プリン「スリット入り、無しとありますが」
エルザ「・・・入りで」
プリン「まいど〜・・・・・・ときにお嬢さん、こんなアイテムもありまっせ?
エルザ「それは・・・どのような・・・?
プリン「生地にアレを少々・・・
エルザ「・・・・・・い、いただこうかな・・・
プリン「あんたも好きねェ・・・」
エルザ「だってぇ・・・」
プリン「はいどうぞ・・・次はどんなのがいいですかね?」
エルザ「いっぱいあるね・・・」
プリン「とりあえず今まで作った奴全部・・・次回作の構想がなかなか浮かばないので」
エルザ「そうなんだ・・・これは・・・相変わらず際どいなぁ」

雅「どう?決まった〜?」
エルザ「うん、おかげさまで」
雅「・・・・・・おぉ・・・また大胆な」
プリン「お一ついかが?」
雅「ボクはいいや・・・」
エルザ「遠慮はいりませんよお嬢さん?」
プリン「そうそう、ど〜んと一着」
雅「また後でね・・・」
エルザ「はーい、後でね♪」
プリン「お待ちしておりま〜す♪」
雅「・・・・・・はは・・・(スゴイコンビだ・・・)」





せまひろ「さぁ肉だ肉だ肉だ肉肉肉」
「うむ豪快、さぁ喰えそれ喰え今喰え」
エルザ「ふっふぇはふ〜はいへふ」
せまひろ「結局いろいろ見える服なのな」
エルザ「ごきゅり。 ・・・いいじゃないですかぁ」
優「何も着ないって言う選択肢はないんだ?」
エルザ「だってぇ・・・・・・」
パティット「誰も居ないとき庭にハダカでいるじゃん」
エルザ「それは・・・誰もいないからだよっ」
パティット「ホントは見られたいんでしょ? ハダカ」
エルザ「うるさいなぁ」
「まぁ何でもいいがお前は酔っているな?」
優「まさか。 いたって素面ですわ、おほほ」
「・・・・・・悪酔いするなよ」
キャルー「・・・・・・・・・・・・・・・」
せまひろ「・・・キャルー、何を見ている・・・・・・」
優「なぁに? ・・・・・・コレ?」
「1L缶か・・・」
キャルー「・・・・・・・・・・・・・・・あ・・・」
せまひろ「いけません」
キャルー「・・・・・・・・・」
優「そんな堅いこと言わずに少しくらい飲ませてもいいじゃないの減るもんじゃないし」
「いつもと違う酔い方だな・・・」
せまひろ「少しったって、シャンパン一口で悪酔いするんだぞキャルーは。どんだけ少しだよ」
優「・・・・・・・・・そう・・・・・・・・・・・・じゃあ薄めて」
せまひろ「だーめ」
優「けちぃ・・・・・・かわいそうにね、後でたくさん飲ませてあげるからね」
キャルー「・・・・・・・・・・・・」(目を輝かせる)
せまひろ「・・・・・・妙な関係になっているなこの2人」
「う〜ん・・・妙コンビ結成ばかりな・・・何だ?」
キャラメル「いえその・・・・・・セネターは居ないのかなぁ・・・って」
せまひろ「まだオフロードに適してないもんで」
キャラメル「ちぇ・・・」
「ここでも変なコンビが」
せまひろ「なぜセネターとキャラさんがあんなに仲良くなったんだろう」
「わからん・・・・・・キーワードは『サロン』と『投票』ってことしか」
せまひろ「WSCFF2中古安くならんかな〜」
「・・・変な方向に流れるね」
せまひろ「いままで変な方向に流れて無かったの?」
「・・・今までが変だったんだよな」



ルーニィ「ふぃーくったくった」
せまひろ「黙々と喰っていたな」
ルーニィ「てゆーか出番が無いぜしよー。春も本編でられなかったしー」
せまひろ「・・・ぜいたくをいうな」
雅「ぜいたくかなぁ・・・?」
せまひろ「たいへんなの、こっちも」
ルーニィ「こっちって?」
せまひろ「・・・・・・強引に場面転換、そぉれっ(はぁと)」
「・・・・・・まだそっちの方が楽じゃないのか?」



壮「ふい〜・・・・・・」
秀「カメラ回ってるぞー
壮「うぉ! どこからだっけ?
典「・・・先に他へ回ってもらえ」



パティット「スッパダカで水浴び〜と行きたいとこだけど、川はあんなだしなぁ〜」
麗「ずっと上流にごく普通の湖があるよ」
パティット「そーなの? 雅のやつめ・・・なんで案内せんのや・・・」
麗「今調べたから・・・じゃない?」
パティット「そう・・・。 みんなー、水浴びに行かな・・・・・・」

パティット「誰も居ないなぁ」

パティット「あ、管理人さーん、みんなは?」
せまひろ「みんな? ルーニィは食べ疲れて寝てる・・・エルザはプリンさんと一緒にどっかに消えた・・・キャルーは優さんに連れていかれた」
パティット「みんないないのかよ。 ・・・じゃあ麗ちゃん、2人で行く?」
麗「ほ〜い・・・あれ?華お姉ちゃんどこ行ったんだろう?」
パティット「そーいえば見かけないなぁ」
麗「まぁいいや、れっつごー」
パティット「おー」
麗「このシステムじゃ緑の矢印は出ないのか・・・」














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