「去年海行ったんで、今年は山です。」 その4



パティット「・・・・・・こわいよ〜・・・」
麗「こわくないよ〜」
パティット「・・・どこが〜・・・・・・」
麗「おぉよしよし」
パティット「・・・ぅえ〜ん」(抱きつく)
麗「・・・ははは (・・・ふつー逆でしょ)」



雅「・・・2人とも遅いなぁ」
エルザ「どこ行ったんだか・・・あ、プリンちゃん、やっぱコレ乳首隠れないよ?」
プリン「う〜む・・・じゃあ仕様ってことで」
エルザ「これは人前では・・・・・・・・・着ちゃおうかなぁ
プリン「・・・・・・・・・捕まらないようにね」
エルザ「そんな人混みには行かないから」
プリン「そうだね」
エルザ「こっちの服は・・・ちょっとキツいなぁ・・・って、胸が圧迫されて母乳が噴き出ちゃうよ」
プリン「イヤ?」
エルザ「・・・いいかも」
プリン「でしょぉ♪」
エルザ「うん♪ ・・・あれ? どしたの雅、さっきから落ち着かないね」
雅「ん? 麗ちゃんとパティが出かけたきりだなぁ・・・って」
エルザ「うーん、パティはねぇ、方向感覚が皆無なんだよ」
雅「探してこようかな・・・」
エルザ「麗ちゃんがいるから大丈夫なんじゃない?」
雅「うん・・・・・・でも何か胸騒ぎが・・・」
エルザ「そう・・・・・・そう言われるとなんか心配だなぁ・・・」
サブレ「はーちゃんとたるともいないよ?」
「それはまぁいいけども、何かあると困るから探してこい、雅」
雅「ほ〜い」
エルザ「迷子が多いなぁ・・・って、何コレ? 紐だけのような・・・」
プリン「あぁ、それはただ縛り付けるだけの・・・じゃなくて、コレの紐」
エルザ「なんだ、コレが本体じゃないのか」
プリン「いくら何でもそれじゃ服にならないし・・・」
エルザ「だよねー・・・しかしイロイロあるなぁ〜」
プリン「コレは前にも出したけど・・・『ハダカエプロン用エプロン』とか」
エルザ「わぁ〜、コレ私の胸隠せないんだよね」
プリン「前のサイズで合わせたからアタシじゃもう着られないから・・・誰か居ないかなぁ?」
エルザ「じゃあリュアのおみやげにしようかな」
プリン「そう? じゃあはいどうぞ」
エルザ「ありがと♪」



雅「・・・やたらモンスターばっか出るなぁ・・・お〜い、麗ちゃ〜ん! パティ〜! どこだ〜!?」

パティット「あ・・・今、雅の声が・・・・・・」
方向感覚は皆無だが、聴力は良すぎるパティットであった。
麗「聞こえたね・・・向こうかな? お〜い!」
パティット「こっちだよ〜助けて〜!!」

雅「どこにいるのかなぁ・・・?」
しかし2人よりも聴力が低いので気づかない雅。
あ〜ぁ。

麗「おねーちゃーん!!」
パティット「みーやーびー!!! たーすーけーてー!!!」

雅「もっと奥かなぁ・・・?」

パティット「なんか・・・遠のいてくような・・・・・・ねぇ〜!! こっちだよー!!」
麗「おねーちゃ・・・ん?」
またもや茂みの奥から何かが。
パティット「え? 何? 何か居るの?」

がさっ!!!!

パティット「キャ―――――――ッ!!!」
壮「泣ぐ子はいねがぁ!!・・・ってやっぱり麗ちゃんたちか」
麗「おにーちゃん・・・」
パティット「・・・・・・」(失神)
壮「あ〜らら、驚かしちゃったか」
典「さっきから何をしている・・・って」
栄「あられもない姿で・・・」
麗「うわ〜ん、怖かったよ〜・・・」

秀「・・・何か地面が光り出したぞ、緑に」
・・・・・・
ヤーヤーヤーヤーヤー!!(例の曲)
バキバキバキッ!! ガリガリガリ・・・・・・  キキ―――ドグヮガラァン!!!(木々をなぎ倒しつつ大木に正面衝突)
SPEEDY!
エルザ「パティット〜!! 大丈夫?」
せまひろ「エルザを車に乗せたら見事に矢印が!!」
秀「んあ? 今度はパティの頭になにか出てきたぞ?!」
せまひろ「これは・・・もしや!」
エルザ「中距離客の色だ!」
せまひろ「と言うわけで皆さん、キャンピングカーにお乗りください」
壮「んじゃ遠慮無く」
せまひろ「はーい、乗りましたね? 行きますよ〜」

ヤーヤーヤーヤーヤー!!(例の曲)
ドガッ!! バキッ!! ガリガリガリ・・・・・・・・・ ドゴァ!!! ズガガガガ・・・・・・・・・






「ん、周りが緑になったぞ、戻ってくるな」

キュキュキュキュ キキ――――・・・・・・――ドグヮガラァン!!!(豪快にドリフトしつつ大ジャンプして岩山に刺さる)
SPEEDY!
せまひろ「ついたー」(ランニング姿で)
栄「結構なお点前で」
エルザ「パティット、起きて〜着いたよ〜」
パティット「・・・あ・・・・・・ぅあ・・・・・・え・・・エルザ・・・・・・れ、麗ちゃんは!?」
麗「ここにいるよ〜」
パティット「わぁ〜んたすかったんだぁ〜〜〜」(泣きながら抱きつく)

「・・・・・・・・・何か忘れてるような?」
せまひろ「何を? つーかパティット、麗さんが乳に埋もれてるじゃないか・・・・・・ほどほどにしてやれ」
「嫌そうじゃないから別にいいよ・・・なんだっけ?」
パティット「麗ちゃ〜ん・・・ひっく・・・えぅ・・・っく・・・・・・」(麗を更に乳にめり込ませる)
麗「むぎゅぅ・・・・・・・・・ぷはぁ・・・あ、お姉ちゃんは?」

全員「あ!」

「それだ、雅はどうした?」
パティット「え・・・と・・・・・・助けに来てくれたみたいだけど、私たちに気づかなかった・・・」
「なんとまぬけな」
せまひろ「んじゃクレイジータクシーキャンピングカーで迎えに行ってみる?」
壮「・・・・・・・・・典の頭に何か出たぞ」
典「ぬぁ? ぅおう!」
せまひろ「ナイス典さん!」
エルザ「うぁ・・・遠距離カラーだ」
「また遠くまで行ったもんだ」
パティット「も〜しっかりしてよー」
せまひろ「んじゃ雅さん目指して行きますかい!」
典「乗るのか? そうか・・・」
パティット「乗った乗ったぁ」
典「急に元気になったな・・・」
「行ってらっしゃ〜」
ヤーヤーヤーヤーヤー!!(例の曲)
ゴゥン! ・・・ブロロロロ・・・・・・・・・         ドゴァ!! ズガバキャ!!!  ・・・・・・・

麗「あの車、すごい頑丈だね・・・」
ルーニィ「ザクとは違うのだよ・・・ザクとは・・・・・・」














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