■合同漫才4

●サクラ合戦2〜君、脱ぎたもうことなかれ〜 01/04/16●

※未成年の飲酒は禁止されています。

続き。
飢野公園。
雅「おりょーり追加持ってきたよ〜〜・・・あれ?」
典「・・・・・・何だ、この有様は」
管理人「何だと言われても説明に困るなあ」
「ちょうどいい、肴で気を引こう・・・ささ、おつまみにどうぞ」
キ「そんなのいらないわよぅ、お酒がほしいのぉ〜」
「ぬぅ・・・どうしたものか」
エルザ「熱い・・・熱いよぅ・・・・・・」
典「やばいんじゃないか? アレ」
管「のびてるのがあっちに2人」
ガレード「・・・・・・」
ソイヤー「ぐでーん・・・」
雅「お酒って怖いねぇ・・・」(しみじみ)
秀「つーか、ほっとくと周囲にまで毒牙を伸ばすんじゃ?」
エ「・・・あつい・・・・・・」
管「ああ脱ぐな脱ぐな・・・って、脱ぐような服でもないが脱ぐなってばよぅ」
「う〜ん、ストッパーが居ないので別の意味でヤバイぞぉ〜」
キャルー「優お姉様ぁ・・・」
優「・・・なぁに?」
キ「もう飲めないですぅ・・・」
優「あら、もぅおしまいなのぉ?」

余裕で飲んでるお姉様。
更にヒートアップ。

優「・・・こらぁ、足りないぞぉ〜」
管「だそうです店長」
「お客さん、品切れですよ〜」
優「しなぎれぇ? どっかいってもらってきなさいよぉ!」
「んな無茶な・・・」
キ「優お姉様が飲みたいってぇ言ってるのよぉう持って来なさいよぉお〜」
べしべし(叩)
「痛いってばよ・・・やけに仲良いな、こいつら」
優「あんたらが行けないならあたしが行くわよぉ・・・んのびぼーなら誰だって快くくれるわよねぇ?」
秀「う〜ん、俺はもう知らんぞ」
「あぁ逃げるな! って、お前もふらふらと歩き回るな!!」
キ「待って〜お姉様ぁあ〜」
典「どうするんだ?」
雅「追いかけた方がいいんじゃない?」
「しらん・・・俺は何もしらんぞ! あぁ、しらんとも!!」(逃)
管「逃げんなー!」
典「とは言え、止められるんだろうか?」
管「・・・任せた」
典「逃げんなぁ!!」
雅「・・・おもしろそーだから見に行こうか?」
壮「あ、用事思い出した」
典「のびてる奴らを放っておくわけにもいかんだろ」
雅「じゃ少し様子を窺ってきまーす」
管「よろしくー。 ・・・だからエルザ脱ぐなって」
壮「アイス食べる?」
エ「・・・・・・あいすー」
壮「団扇も扇風機も・・・電源無いか。 氷塊でよければいくらでも」
管「じゃあ抱き氷をひとつ」
壮「はい」

どすん。

エ「・・・・・・つめたーい・・・きもちいい〜」
典「あぁ、周囲の目が痛い・・・」
管「ちょーっと見えてるから隠しましょうね〜・・・よいしょと」
典「・・・・・・抗議その他の視線が・・・」
管「・・・気にしたら負けるぞー」
壮「それはいいけど、2人とも大丈夫かねぇ?」
ガ「ぐでーん・・・・・・」
ソ「ぐでーんぐでーん・・・」
管「・・・まあ、置いておこう」
典「気の毒に」



雅「どこ行っちゃったんだろ・・・・・・あ、居た居た・・・・・・・・・・・・・・・ぅわぁ」



パティット「奈良原〜! 男なら打てー!」
リュア「ああ空振りっ・・・追い込まれたー」
パ「あーもう! あんなボール振らないでよお〜」



怖そうな人たちの一番偉そうな人と親しげに飲んでるお姉様とお供。

組長「がははは・・・いや〜、イイ飲みっぷりで」
優「ほほほほほ・・・さ、お一つどーぞ・・・」
組長「おぉ、こりゃどーも・・・うわはははは」
キ「優お姉様に負けてますよぉ? ぐいーっといきましょぉぐいーっとお・・・」
組長「そうじゃのぅ、がははははわはははは・・・ぐぃーーーーっ、ぷはー」

雅「う〜ん・・・早速報告だぁ・・・」

典「帰ってきたぞ」
管「顔つきが微妙だな」
壮「で、首尾は?」
雅「いやぁ・・・かくかくしかじか・・・」

・ ・ ・ ・ ・ ・

壮「・・・やくざ?」
雅「かなぁ?」
管「・・・だいじょうぶかなぁ・・・・・・」
典「見てきたらどうだ?」
管「まあ優さんだから大概のことは大丈夫でしょう。ただ・・・まあいいか」
典「何だ、その思わせぶりな発言は・・・」
管「やーべつに。ともかく、無理矢理連れて来させるのもなんだから、まあなるようになるしかないかねぇ」
壮「ステキに無責任だね」
雅「まぁいいや、もっかい見てくるね」
管「うぃ、がんばって」



パ「やった! おっきいぞ〜!!」
リ「あ〜でもフェンス越えないか・・・あっ!」
パ「あーもう小関! 華麗に取るなよーぅ」
リ「今のは好プレー使われますよ・・・」



雅「あ、あれ? 居なくなってる・・・」

つぶれた組員と組長。
2人の姿は影も形も。

雅「う〜ん、見事に空っぽ・・・」
辺りに転がった瓶は容赦なく空で。
雅「どこ行ったんだよぉ・・・」

彷徨っているとどこからか聞き覚えのある声が。
雅「今度はカラオケに乱入・・・」

キ「やだねったら やだね〜」
キ「やだねったら やだね〜」
キ「はこ〜ね〜」
キ「はち〜り〜〜の〜」
キ「は〜ん」
キ「じ〜ぃい」
キ「ろおおおおぅ〜〜〜」
優「いよぉっ、女氷川!!」
めっちゃノリノリです。
こまったね。

雅「・・・・・・・・・どーしよ」
周りの人も少し(かなり?)迷惑そうですが一向に気にする様子もなく。

キ「いえーいのってるか―――――――ゐ」
優「ゐゑ―――――――!!!」
前奏(略)
キ「さよならと〜かいた〜てがみ〜」
キ「テーブルの〜うえにおいたよ〜」
優「いえ―――――――! ・・・みんなしらけてるわねぇ・・・もっとテンション上げて!!」
キ「こんなしっとりした歌じゃだめかあ・・・ごめんねマチャアキ・・・え〜とぉ・・・・・・」
前奏(略)
キ「よーおっこっそ〜 ここ〜へ〜」
キ「あそ ぼ〜ぅよぱら〜だーいス」
キ「むねっの〜 りんごぉ〜」
キ「ムい て〜」
優「おぉ〜とーなぁは〜・・・・・・う〜ん、視線が冷めてるわぁ・・・」

雅「止めたほうがいいかも」
特技:石を拾って投げつける。
ひゅっ、こつん、こつん。

すけーん。
優「あいたー・・・だれだぁっ!! こんのぁたしに石なんざ投げつけてからにぃ・・・」
キ「だれだ」
キ「だれだ」
キ「だれだああああああッ!!」
キ「そらの」

雅「上からおどる影ぇ・・・ってホントに飛んでるし・・・」

優「どこだぁ!!」
キ「どこ どこ」
キ「どーこかーら きーたのーか」
キ「おーごんバ――――――ト」
優「そこかぁ!!」
たきゅーん。

雅「っあぅっ! ・・・そこで発砲するかなぁ・・・とりあえず逃げよう」
逃亡。

キ「司法 六法 発砲〜 しゅ〜りけん・・・」




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