■合同漫才4
●サクラ合戦 01/04/16●
飢野公園。
季節柄、桜の名所としてにぎわいを見せております。
管理人「つーわけで陣取りプリーズ」
ソイヤー「俺がっスか!?」
無論、休日ともなれば朝から人でごった返すのは言うまでもなく。
ソイヤー「リュア、お前も場所取りを」
リュア「私はその日、東京ドーム行くんで・・・」
ソ「何ィ?」
リ「デーゲームの日ハム×西武戦を」
ソ「・・・」
ソイヤーは孤独な闘いへと立ち向かうのであった。
で、当日。
亮「天気もいいので花見へ行くぞ」
秀「・・・場所は? 今から行って間に合うんか?」
亮「事前に仕掛けをしてあるので大丈夫 ・・・だと思う」
秀「仕掛けぇ?」
栄「普通の感覚の人なら近寄らない仕掛けなんで」
秀「おっかねぇな・・・」
で、公園。
管「どーこだー」
エルザ「どーこだー」
キャルー「・・・ ー ー・・・・・・」
ガレード「あ・・・・・・れなのか?」
ガレード君、正解。
ソ「お〜い皆の衆〜こーこだー」
管「・・・なんだ・・・ここ」
ソ「なんか囲いがあって誰も居なかったんでちょうどいいからこの辺とっときましたー」
エ「・・・立て札に『この囲いの中に入ることを禁ず 木の幹に触れようものなら容赦ないたたりに見舞われるであろう』って鬼のような字で書いてありますけど」
ソ「あれぇ? そんなものあったの?」
・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・
管「・・・ソイヤーくぅん?」
ソ「はぁい」
管「触れた?」
ソ「Yes I do.」
−(略)−
びゅわん。
亮「わーい、誰か居るよー・・・罰当たりめー」
秀「お前が言うな」
亮「脅かしてやろう」
ゆっくり近づく。
亮「なぁにやっどるがぁ!!!」(ボイスチェンジャー)
ソ「出たー!!!!!!!!!!!!!」
びたーん。(倒)
エ「あ〜あ・・・って、何なの何なの?」
キ「くらくら・・・ふぅ」
ぱたん。(倒)
ガ「ああっ大丈夫かぁっ」
管「犠牲者が2人も・・・とてつもないたたりだ」
エ「キャルーは違うんじゃ・・・にしても・・・ソイヤーさん、惜しい人を亡くしました・・・・・・」
亮「うぅっ・・・これ、少ないですけど供えてやってください・・・」(ビール瓶の王冠)
管「これはこれはどうも・・・ほら、ソイヤー、酒だぞ・・・」
ビール瓶の王冠を額に押しつけ、跡を付けた。6個。
管「安らかに眠れ・・・」
亮「うっ、うっ・・・早すぎるぜ・・・」
秀「・・・お〜い、あーんなこと言われてるぞ〜」
びしばし。
ソ「ぬぁあらああああ出た出た祟り祟りおれはなにもやってないん
だたすけてくれなんまんだぶなんまんだぶ」
管「おお、ザオリクった」
亮「これはめでたい、早速宴を」
エ「というわけで、強引に場面転換。そぉ〜れっ(はぁと)」
管「ソイヤー蘇生記念の宴〜イェ〜〜〜」
ソ「つーか死んでないし・・・とはいえあんなことするなんて酷すぎるわっ」(ハンカチを噛んで涙目で)
亮「キーーーッ! 自分のこと棚に上げてぇっ!」(対抗)
秀「なんだかなぁ」
管「まあ今日は無礼講じゃ。まあ飲みやがれ。何かを」
秀「なんも無いんだが?」
管「・・・そう言えば・・・お宅ら手ぶらで」
秀「用意してから来るって話なんだが・・・おい、どーなってんだ?」
亮「さぁ?」
管「第二部隊が来るということですか」
亮「そうなるねぇ・・・そちらさんは?」
管「他はみんな外出してるんで」
リ「かーとばせー」
パティット「オバンドー!」
リ「あ、ファールだー」
亮「そうすか・・・お」
ちゃーらーららららちゃーちゃらちゃららららー・・・ちゃらりらりー(着信音)
亮「ん、了解、場所は確保できてるからいつでもOK」
ぴっ。
亮「すぐ来るって」
管「そうですか。時にエルザ」
エ「はんへふは?」
管「お前は喰うことしか頭に無いんか」
エ「はっへははひほははんはは んぐ」
管「わからん」
亮「3、2、1、到着」
びゅわん。
壮「・・・なんかもう、完全にアッシーだよね、僕って」
秀「運命だ」
大量の食料、飲料、樽。
亮「・・・樽?」
優「・・・何よ?」
亮「あー、What is this?」
優「liquor」
亮「さいですか」
秀「つーわけで、いろいろ来たんでそちらさんもどうぞ」
管「どーもどーも」
亮「酒を飲める人は強制的に優の相手をしてもらおう・・・我と思う者は前へ!」
全員後ろへ!
優「・・・傷つくわぁ・・・あら? キャルーちゃん、どしたの?」
キ「どーしたもこーしたもねー、もっと酒もってこいやー」
ソ「ああっ! 既に出来上がっているッ!」
管「ガレード、あれほど監視しとけって言ったのにぃ」(ハンカチを噛んで涙目で)
ガ「・・・すまん、四つ葉のクローバー探しに夢中で」
エ「ほはふほはへんはいへ」
管「喰ってから言え」
キ「で、なぁに、あたしに用?」
亮「いや、用って言うか・・・どう思う?」
秀「余計ひどくなるか相殺しあうか・・・二つに一つか?」
亮「何でもないです、どうぞお気の向くままに」
キ「じゃお酒、もっとちょうだい」
優「どうぞぉ、いくらでもあるわよぉ」
秀「・・・嬉しそうに」
キ「ありがとぅ・・・はやく〜」
亮「これでアルコール組は落ち着いた・・・のか?」
キ「ガレード〜ぉ、あんたも飲みなさいよ〜ぅ」
ガ「あ、は、はい、いただきます・・・・・・」
キ「なーにそんなちびちびと・・・ぐいっといきなさいよぐいっとぉ・・・」
ガ「ごきゅ・・・ごきゅ・・・」
キ「え〜るざぁ・・・飲もうよ〜ぅ」
エ「わ、わたしはいいわよ・・・」
キ「やったぁ〜、ほら飲んで飲んで〜」
エ「や、ちがうっていらないってば〜」
管「落ち着いているように見えますか」
亮「出来るならばそのように見たいです」
べしべし(叩)
エ「どーにかしてよ〜ぅ」
優「そんなこと言わずに飲みなさいってぇ」(絡)
秀「あ〜ぁ〜・・・こぼしてるこぼしてる」
エ「ぅわ〜ん・・・」
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