■ばぐ 漫才
●エンドオブサマー 第1話「出かけるくまと食うその他」 00/10/11●
もう、夏休みも終わる頃。そんな頃の話ってことで。
9時頃
エルザ「ふぁ〜あ、おはよーござーまーす・・・」
管理人「ああ、おはよ・・・せめて乳首くらい隠したらどうだ?」
エ「あっ、かんりにんさん、おはよーございまーすぅ」
エルザはいつもの部屋着で居るのだが、両乳房とも布を外れて放り出されている。
母乳も勢いよく滴っている。寝ている間に溜まるので、朝は出が良い。
パンツは今にもずり落ちそうだ。
エ「あ、えーっと、今日ちょっとアミュレの家に行ってきますんで・・・」
管「アミュレ・・・あのパンダさんか」
エ「はい・・・彼女の家、足の踏み場無いんですよね〜」
管「・・・・・・プチ寝ぼけか・・・?」
エルザはそのままテーブル横のソファに突っ伏してしまった。母乳が勢いよくほとばしる。
管「・・・まあいいや、ほっとこう」
キャルー「エルザさん・・・・・・」
エ「ほぁ? ん〜あ〜キャルーちゃん・・・おはよ〜」
キ「えっと・・・あの・・・あ、朝ご飯・・・です・・・・・・」
キャルーが差し出したのは、握り飯。10個。
エ「ど〜もありがと〜」
ウチの朝飯は、朝8時頃。エルザはいつも遅く起きてくるので、キャルーは握り飯を作りおきしておいている。
・・・ペットか?
ソイヤーはまだ寝てる。ジーカーは地下室へ。ガレードはどっか行った。
ノイエスは、ルーニィの部屋で宿題を手伝っている。ちゃんと宿題をしてればいいが・・・
パティットは、たぶん部屋にいる。リュアは知らん。
11時頃
エ「それじゃ、行ってきま〜す」
管「行って参れ〜」
管「エルザ・・・なんか日に日に大胆になってきているな・・・・・・まあいいか。変質者には気をつけろよ・・・」
12時頃
エルザを除く9人が、ダイニングルームに集結する。
ソイヤー「今日のメシは?」
リュア「キャルーおネェさま特製チャーハ〜ンで〜す。はーい、どうぞ〜」
管「おお、旨げだ」
ノイエス「すごーい、お店で食べるやつみたい」
管「いつのまにやら腕を上げおって」
ソ「和洋中と何でも来いだなぁ」
ジーカー「どれもこれも美味しいですしね」
キ「や、そ、そんな・・・そんなぁ・・・」
キャルーはまっかっかになりながら、料理を運ぶ。
チャーハン。サラダ。漬物。テーブル目いっぱいに並ぶ。
管「んじゃ」
いただきま〜っす
ソ「うん、うまい!」
管「これは一際うまいなぁ。周にも勝つぞ」
ノ「ほんと・・・すごくおいしいね」
ルーニィ「うん、とってもおいしいよお姉サマ」
キ「あっ・・・ありがとう・・・ございます・・・」
なんか顔から耳から真っ赤ですなぁ。・・・と、そのとき、ふと目が合ってしまった。
・・・ガレードと。
ガレード「・・・・・・・・・」
キ「・・・・・・・・・」
ガ「・・・・・・美味い・・・ぞ」
キ「・・・・・・・・・・・・」
とどめ。
ぱたむ。
リ「ああっ、キャルーさん!」
ガ「・・・!!」
キ「あっ、だ、大丈夫・・・です・・・・・・」
管「うーむ、耐久力も増しているな。良か良か」
ってなわけで、皆わいわいと食っているが、皆、同じことを気にしている。
・・・パティット。
まーだ様子が変。食も進まない。
うつむき加減で、スプーンの先にご飯を引っ掛けて、口に運ぶ。
管「どしたー、全然減っとらんぞ〜」
ソ「折角のメシが勿体無いぞ〜」
パティット「・・・・・・」
まあ、それとなく声をかけてみたりする。
管「なー、そろそろ話してくれたっていいだろ・・・悩みなら聞くってばよ〜」
パ「・・・なんでも・・・ないですよ・・・・・・」
ノ「早く元気なパティットさんに戻って欲しいです・・・」
パ「・・・・・・・・・ごちそうさま」
パティットは勢いよく立ち上がると、そそくさと部屋を出て行った。
管「あっ・・・おい」
ジ「・・・・・・・・・・・・」
ノ「ジーカー、どしたの?」
ジーカーは席を立ち、パティットのあとを追う。
管「・・・・・・何なんだか」
つづく。
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