庭先で団長と亮がなにやら言い合ってます。 (亮)「え〜、東出団長の復帰を祝しまして・・・」 (団長)「ふざけんでいい、手加減するなよ」 (亮)「なんだよ、折角盛り上げようとしてるのに」 何故か二人とも戦闘服、しかも周囲に防御結界。 (団長)「行くぞ」 (亮)「へいへい」 ばっ! (団長)「放て! 闇を貫く光の鉄槌!!」 (亮)「出よ! 光破く闇の剛剣!!」 対極の力がふくれあがっていきます。 (団長)「シャイニィ・ストライク!!」 (亮)「ダーク・インパクト!!」 突き出された腕から強烈なエネルギーが相手めがけて伸びて行き・・・ ずどーん!! (亮)「汝 漆黒の彼方より来たれ 時の盟約に従い、我に仇なす魂を滅せよ!」 (団長)「我 紡ぎ出すは光の結晶、汝に与えるは永久の沈黙!」 (亮)「闇に封ずる煉獄の鎖縛!! カラミティ・チェイン!!」 (団長)「闇へと帰せ! クリスタルシール!!」 がしゃーん!! (亮)「なかなかやるな・・・闇の深淵より来たれ、無限の飢餓にもがく亡者の魂よ! 彼の者を喰らい、汝等が血肉として永久の苦悶を与えよ!!」 (団長)「まだまだこんなもんじゃない!・・・其は 絶対にして究極たる存在 無限の光を放ち、全てに永久の安息をもたらさん! 来たれ、天に煌めく金色の長槍!!」 (亮)「デッドリー・ファング!!」 (団長)「イセリアル・ランス!!!」 ちゅどーーーーーーん!!!! プリンの部屋。 クレハがきてます。 (プリン:プ)「・・・うるさいなぁ・・・向こうでやればいいのに」 (クレハ:ク)「何やっとんの? 随分ハデにやらかしてるみたいやけど」 (プ)「よくわかんないけど・・・全力で大魔法をぶつけてるだけみたい」 (ク)「・・・訳わからんな」 (プ)「はい、出来たよ」 例の下着を手渡す。 妖艶なオーラが漂ってます。 (ク)「おーきに 早速ウチで試してみるわ」 (プ)「イッちゃった後でも止まらないから気を付けてね」 (ク)「それはええけど、そっちのは? プレゼント?」 小さな化粧箱を指す。 もちろん中身は同じ物ですが。 (プ)「・・・まぁね」 クレハが帰った後、同封する手紙を書き始めたプリン。 『拝啓 秋の深まりしこのごろ、いかがお過ごしでしょうか? さて、この度新作が完成いたしましたのでお送りいたします。 きっと気に入ってもらえると確信しております。 まずは、お知らせまで。 敬具』(雛形使用) (プ)「・・・よし」 箱と手紙を丁寧に梱包し、宅配屋に走るプリン。 顧客維持には余念のない娘です。 続く。
(亮)「ひぃ、ふぅ・・・バテた・・・」
|