お悩みの団長。 亮みたいに部下を呼び出すことを決めまして。 (団長)「・・・だから、邪魔をするなと言ったはずだが?」 (プリン:プ)「しないよ、見てるだけ」 (エクレア:エ)「そうそう、見てるだけ」 (カステラ:カ)「えぇもぅ、見てるだけ」 「それが邪魔だと言いたいのですよ、お嬢様方・・・」 (プ)「お気遣い無くぅ〜」 (エ)「いやぁ、気になるしねぇ」 (カ)「興味津々ですわ」 「・・・まぁいいや、ぜぇったいに邪魔すんじゃねぇぞ!!」 (プ)「らじゃ」 「・・・天翔る翼、大いなる意志、闇を切り裂く剣を鍵として我、此処に命ずる」 (プ)「なんかスゴイねぇ」 (カ)「何する気なんでしょうね?」 「開け神秘なる門扉、悠久の時を越え我が前に姿を示せ・・・」 床の魔法陣が光り出しまして。 (エ)「・・・何だよ、これ」 「・・・来た」 ぴかっ!! (エ)「何もおこらねぇぞ・・・?」 (プ)「やっぱだんちょじゃねぇ〜」 (カ)「何がしたかったんですの?」 「・・・天使を召喚したはずなんだが・・・」 (?)「ねぇ」 すざざっ! 「気付かなんだ・・・」 (プ)「びっくりしたぁ・・・」 (カ)「貴女が団長の召喚した天使なんですの?」 (?)「そーだよ、何か不満でも?」 (エ)「いや、団長が女を喚ぶとは思わなかったから」 「バカな!確かに事前契約じゃ三太みたいな奴だったはずだ」 (?)「それそれ、三太クンがいるって聞いたからムリ言って取り替えてもらっちゃった」 (カ)「魔王の知り合い?・・・胡散臭いわね」 (?)「そんなアヤシイもんじゃないよぉ、タダの婚約者だって」 (一同)「えぇ〜!?」 (?)「そんなに驚かないでよ・・・」(苦笑) 「と・・・とりあえず名前を聞こうか」 (?)「ミルフィーユ、ミルでいーよ、よろしくね、ご主人様」 「階級は?注文以下だったら怒るぞ」 (ミルフィーユ:ミ)「ご心配なく、一等大天使の一人娘です!」 「マジ?」 (エ)「凄いのか?」 「俺じゃ敵わねぇ・・・」 (ミ)「パパみたいに強くないからだいじょーぶだよ」 「ま、まぁいいや・・・三太に逢いたきゃその辺にいるから・・・」 (ミ)「よ〜し、見つけ次第とっちめてやる」 「何か言ったか?」 (ミ)「いえいえ別に・・・それじゃ探してきま〜す」 (カ)「ほっといて良いんですの?」 「かまわんだろ」 (プ)「驚いたねぇ、魔王の婚約者だって」 (エ)「結構綺麗な人だったな」 「・・・とんでもねぇ奴を召喚したかもしれん・・・」 続く。
(ミ)「どこだぁ、三太ぁ・・・」
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