長め漫才 「冬山秘湯探訪」 その3



吹雪は強さを増す一方で。

東出「・・・スキー場周辺の山でこんな荒れるか?」
団長「そこは俺も気になってたんだけどねぇ」
秀「確かめようにも身動きとれんし」
団長「携帯は圏外だし」
東出「通信機は?」
団長「そんなアイテムを持っていれば既に使っていまさ」
秀「威張るな」



で。

優「さすがにこれだけ強くなってくると・・・」
キャラメル「そうですねぇ・・・温度も下がっているような気がしますし」
タルト「はーっくしゅ・・・ゆーちゃん、さむいよぅ」
サブレ「かえろぅよぅ」
優「風邪ひいたら元も子もないもんね、あがろうか」
華「ぅ〜・・・脱衣場まで行くのが大変だよ・・・」

雅「お風呂入ってるのに・・・・・・さむい」
典「この辺でこんなに吹雪くのか?」
栄「さぁ? どうなんです?」
壮「・・・危険な匂いを感じるね・・・出た方がいいかも」

麗「・・・お湯から出たとたんに凍りそうね・・・」
エクレア「こまったね」
カステラ「でも出ないと氷漬けになりそうなイキオイですわよ?」
セイロン「根性で駆け抜ける!」
ざばー。
セイロン「さみー!」
すったかたー。
麗「あーゆーところは見習うべきかしら?」

狭山「・・・もっとスマートにいきましょう」
カステラ「あら?」
麗「おや?」
狭山「空気の膜で身体を包んだのでそこの脱衣場くらいまでなら凍えずに行けますよ」
エクレア「わーい、葉君ありがとー」



ピピピピピ ピピピピピ ピピピピピ・・・

セイロン「さみーさみー・・・おぅ何か鳴っとる」
ピッ
セイロン「はいよー」
ネッケツ「やっと出たか、何やってんだ」
セイロン「温泉で楽しいひとときを」
ネッケツ「温泉?課題じゃないのか?・・・・・・まぁいい、そこの近所にカオスモンスター反応が出た、葉と向かってくれ」
セイロン「へいへい・・・モンスターも新年早々ご苦労なこった」
ネッケツ「一応ミルキィにも連絡したがな、お前らだけでどうにかなるだろ」

からからから・・・(開)

狭山「どうしました?」
セイロン「モンスターだとー、スキー場で暴れてるからストレス発散してこいとよ」
狭山「・・・正月くらい休めばいいのに」
セイロン「まったくだ・・・さっさと着替えて行くぞ」
















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