商業戦線ヒートアップ。 (雅)「・・・・・・・・・・・・」 特集ページの適当な記事を食い入るように読んでいる雅。 影響されやすい奴め。 (雅)「・・・・・・はぁ」 いつもなら暴走しかねないのが、雑誌を放り出して部屋を出ていきました。 リビング。 こねこ二人がプレゼントを広げてはしゃいでいます。 (サブレ)「おかしだ〜!」 (タルト)「・・・さんたさんって、さんた?」 (壮)「違う人だよ・・・三太はお爺さんじゃないだろ?」 (タ)「そうかぁ」 (壮)「そうだよ」 (秀)「・・・年齢的には十分だけどな」 (団長)「人間換算すりゃそうでもないぞ」 (栄)「確か、私と同い年でしたか」 (団長)「まぁ、そんなもんだな」 (雅)「うふふふ・・・」 廊下で不気味に笑う雅。 怖いです、かなり。 (典)「・・・何にやけてる」 (雅)「え? だってさ・・・」 よく見れば二人とも部屋着じゃありません。 (典)「先に言っておくが、途中で飽きたとか言うなよ」 (雅)「大丈夫だってば」 (典)「・・・まぁいい」 (典)「んじゃ行って来る」 (団長)「がんばれよ〜ん」 (典)「・・・・・・あぁ」 出かけてゆく典と雅。 (壮)「・・・おや珍しい」 (秀)「どちらまで?」 (団長)「町内会主催のチャリティーコンサートだかどうとか」 (優)「よくやるわねぇ、あのおっちゃん」 (秀)「雅は大丈夫なのか? 始終居眠りしてそうだが・・・」 (団長)「それが・・・奴から言い出したっぽい」 (優)「あ〜・・・」 (団長)「なんだ? 心当たりでも?」 (優)「いや、別に・・・」 (秀)「ま、典が隣にいりゃ大丈夫だろ」 ・・・爆睡していたことは言うまでもなく(笑) 続く。
(雅)「頑張ったのにぃ・・・」
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