季節柄。 居間で何やら箱を整理しています。 (団長)「酒、菓子、酒、洗剤、酒・・・」 酒を優、お菓子類を子供達にと分配しています。 (サブレ)「くっきーだー」 (タルト)「ちょこれーともあるよ」 (団長)「おぉ! 蟹!!・・・菓子、酒・・・って、酒ばっか」 (優)「うれしぃわぁ♪」 (団長)「・・・アナタだけですからねぇ、飲むのは」 (秀)「何か言ってあるんじゃねぇの?」 (優)「日頃の行いが良いからよ☆」 どうやら、届いたお歳暮のようです。 (栄)「随分と上機嫌ですねぇ、優さん」 (典)「・・・それは?」 栄の腕にあるいかにも高級そうな瓶を指す。 (栄)「いえ、量より質ですから」 (壮)「しれっと言うよな・・・それ一本であれ全部買えるんじゃないか?」 (栄)「そうでしょうねぇ、三太君のお父様からですから」 (壮)「・・・バレないように処分しろよ」 (栄)「抜かりはありませんよ」 (団長)「ん? もう一個あったか」 影に隠れていた小さめの箱に気付きまして。 (団長)「おや、せまひろからか・・・ぬぁ」 箱の中身にびびる団長。 (秀)「どしたよ? ・・・こらまたなかなか」 (タルト)「はむだ」 (団長)「何も送ってないのに・・・なんか悪いな」 (優)「いーじゃないの、アレだけお世話しちゃったし」 (団長)「自分で言うなよ・・・」 何やら高級そうな品物をもらってしまいました。 続く。
(団長)「なんか言われたらやだなぁ・・・」
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