引き続き青嵐学園文化祭。 講堂で何やら初等部による演劇があるようです。 (団長)「・・・ここはどこだ?」 (秀)「地図見ても迷うよなぁ・・・縮尺いいかげんだし」 (団長)「手作りパンフレットだから仕方ないっちゃあ仕方ないか」 (サブレ)「ねー、みえたー?」 サブレの見上げた上空に優とタルト。 空中から調べてます。 何人かやってる魔導師がいたので真似してみただけですが。 (優)「・・・・・・」 翼を出すのに上着を脱いでいるのでかなり寒そうです。 ロボだからこの位でちょうどいいんですが。 (タルト)「おっきーおうちがいっぱいだね」 (優)「・・・なんか、余計わかんないかも」 (秀)「どうよ? 見えた?」 (優)「全然・・・みんな同じに見えるわ、講堂なんだか武道場なんだか」 (団長)「しゃーねぇ、徒歩で探すか・・・」 そうこうしている内に講堂では2年生の「シンデレラ」が開幕しまして。 一人残されたシンデレラの前に魔法使いが現れました。 (魔法使い:麗)「可哀想なシンデレラ、私がお城へ行かせてあげよう」 (シンデレラ:鳳)「でも・・・私にはお城へ着ていく素敵なドレスも立派な馬車もありませんわ」 (麗)「心配要らないよ、魔法の力で・・・えいっ!」 ぼむっ!(空間制御による演出) (鳳)「まぁ素晴らしい・・・なんて素敵なドレスなのかしら・・・ガラスの靴まで」 (麗)「よくお聞き、シンデレラ・・・魔法の力は夜の12時までしか保たないんだ、12時の鐘が鳴るまでに帰ってくるんだよ」 (鳳)「有難う、魔法使いのおばあさま・・・あぁ、まるで夢のよう・・・」 (団長)「カボチャの馬車が城へ着いた・・・」 (優)「と・・・言うことは?」 (タ)「ぶとうかいだよ」 (サ)「おうじさまがね、しんでれらをみつけるの」 (秀)「魔法使いは? もうおしまい?」 (タ)「うん」 (団長)「・・・つまり、見逃した、と言うことか」 (サ)「おねぇちゃん、もぅおしまいかぁ・・・」 (優)「あ〜・・・疲れるだけだわ・・・」 どっと疲れた一同をよそに、ステージはハッピーエンドを迎えてましたとさ。 めでたしめでたし。 続く。
(麗)「あ〜・・・緊張したぁ・・・」
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