急ピッチで雅のモデルチェンジ。 予定外の出費で財政難に。 ひゅいーん・・・(機械音) (団長)「ふい〜、ようやく完成・・・ほれ、起きろ!」 (雅)「むぅ〜むにゃむにゃ・・・あと五分〜」 「元に戻すぞ」 がばっ!! 「おはよう・・・おお!!」 「反応が素直すぎて面白いぞ」 「うわぁ〜・・・」 鏡で新たなボディを眺める雅。 「あれ、耳」 「集音マイクを新型にしたからな」 「なんか・・・身体が軽い」 「最新の素材だ。しなやかにして強靱」 意味もなく顔がゆるむ雅。 「えへへ〜」 「何だ?おっかねぇな」 「みんなに見せてくるね」 いきなり走り出す雅。 「あっ!こら、何か着てげ!!裸体で走るな!! ・・・ってもマネキンみてぇなもんか」 「お〜い」 (優)「ちょっ・・・何よ素っ裸で」(赤面) 「ほらほら、お姉ちゃん」 「いいから何か着なさい!恥ずかしい」 タイミング良く秀が。 (秀)「だーんちょー、この書類さー」 「あっ!来るな!見るな!!」 「はい?・・・がっ」 優の正拳が顔面に。 「生きてるかー?」 「死ぬかも・・・がくっ」 「あ〜、やっちゃった」(照れ笑い) 「マネキンチックでもとりあえずこれ着とけ、カメラ回せん」 「はーい」 「はぁ・・・世話の焼ける」 やはり今回も華は始終本に夢中。 運悪く来た秀は要修復。 やっぱり苦労は絶えないわけで。 |