帰ってきました。 (団長)「うらー、帰ったぞ!」 がたがたっ! がちゃっ、ばたん! どたどたどた・・・・ (タルト)「にゃぁ?」 「・・・・・なんだ?・・・・おーい、誰もおらんのか〜?」 (優)「だから言ったでしょ、何か着てなさいって!」 (雅)「こんなに早いとは思わなかったんだもん・・・」 「・・・・・また雅か・・・何やらかしたんだか・・・」 「なにやっとるか?」 「げっ!来るなっ!!」 だむっ!!(久々に発砲) 「そうそう喰らうもんじゃない・・・って、お前は・・・」 「おかえり〜・・・みんなは?」 「事務所に行ってるからさっさと着替えてこい・・・」 「・・・・」 入り口の影からこちらを伺うタルトに気付いた優。 「あら?どうしたの、この子」 「まぁいろいろワケありで・・・おや?サブレはどこ行った・・・まぁいいか」 「可愛ぃねぇ・・・おいで、怖くないよ」 「にゃぅ・・・」 団長と雅を見比べるタルト。 とてとてと雅の方へ。 「うわぁ・・・ふかふかだねぇ」 「ふみゅぅ・・・・・」 雅に抱かれたまま寝ちゃった。 と、 (秀)「だーんちょー、搬入終わったぞー」 (典)「しっかし、こいつが荷物に紛れてるとはな」 (栄)「団長が連れて行ったと思ったんですがね」 (壮)「気に入られちゃったかね?」 (サブレ)「にゃぁおぅ」(にっこり) 「・・・・いいのか?」 「何が?」 「コイツこのままで」 「あ゛・・・・場に流されてたわ」 がたがたっ! がちゃっ、ばたん! どたどたどた・・・・ 「何の音だ?」 「ま、まぁちょっとしたことだから(・・・間に合ったぁ・・・)」 「(・・・すぐ出てくると思ったんだがなぁ・・・)」(キッチンへ) 「ちょっと待ったぁ!!」 「はい?」 「い、いや、私がやるから、ゆっくりしてて・・・」(ぎくしゃく) 「はぁ・・・」 キッチンへはいる優。 「雅ちゃん出てこないな」 「そういえば」 「・・・・はは」 キッチン内。 「ほら、さっさと着替えてきなさい」 「おねーちゃん、この子肉球押すとちゃんと爪が出るんだよ・・・」 「そんなことはいーから」(怒) ようやく着替えに行った雅。 細かいことを気にしない性格も考え物だな。 続く。
|