長め漫才 「冬山秘湯探訪」 その1



ひゅごー・・・(吹雪)

去年温泉騒ぎがありました雪山。

秀「・・・俺達はここで何をしてるんだよ?」
団長「吹雪が止むのを待ってるんだよ」
東出「・・・どーして吹雪に身動き止められてるんだよ? 今頃は温泉じゃなかったのか?」
団長「地図が昔のだったからだよ」
秀「その地図を持ってきたのは誰だよ?」
団長「俺だよ」
東出「えーい白々しい」
団長「文句言うなよー、付いてきたのはそっちだろー」
秀「だからこう穏便に接してるじゃねぇか」
東出「まったくだ」

どうやら団長が仕入れた秘湯情報に秀と東出が連れられて来たようです。
そこへ吹雪がおそってきた、と。

東出「しかし当分止みそうにないな」
秀「いつものように何か妙なアイテムでどうにかならんのか?」
団長「ドラちゃんじゃあるまいし・・・天候まで操れるマシーンなんかねぇよ」
東出「・・・じゃあ止むまでここで我慢しろってのか?」
団長「・・・・・・・・・・・そうね」

プリン「やっぱりヒトハダで暖めあった方が・・・・・・アタシはがんばるよ?」
秀「がんばると言われても」
団長「・・・ご厚意だけいただくわ」
プリン「ちぇー」
東出「・・・・・・・・・・・・」



いっぽうそのころ。

セイロン「・・・あ゛〜・・・・・・極楽極楽」
壮「さすがに隠れた名湯だよね、最高」
狭山「雪に囲まれた温泉もいいものですね」
セイロン「こんな特典があれば課題も進むってもんだぜ」
壮「泊まり込みで正解だったねぇ、セイロン」
セイロン「おぅよ、メシは旨いしねーちゃんは綺麗だー」
狭山「・・・・・・課題、ちゃんと終わらせてくださいよ?」

典「・・・団長達が目指してたのはこの温泉じゃないのか?」
栄「話を聞いた限りじゃそうですね」
典「秘湯なのか?」
栄「スキー場の目と鼻の先ですし・・・まぁ隠れた名湯ってのは合ってるかも知れませんが」



優「やだ、吹雪いてきたじゃない」
キャラメル「お風呂入ればあったかいですよ」
優「・・・おさけは?」
華「だ〜め☆」
優「・・・いじわるぅ〜」
雅「おねーちゃん・・・こどもみたいだよ」

エクレア「・・・どっちがお姉さんなんだか」
タルト「ゆーちゃんだよ?」
麗「こんな年季の入った共同浴場で酔われてたまるかー」
サブレ「かー」
カステラ「・・・・・・辛辣ですわね」
















戻る