長め漫才 「雪山突撃隊」 その3



室内プール。

団長「・・・結局こうなるのか」
キャラメル「でもスキー場よりは空いてますよ」
エクレア「そーだよ、何より寒くないし」
団長「それはまぁ」
プリン「水着なのが残念だけどねぇ」
東出「その水着を持ち歩いているお前に脱帽」
カステラ「ホント・・・しかもちゃんと人数分」
エクレア「デザインはこの際目をつぶるけどな」
キャラメル「一部隠せてないわよ・・・」
団長「そのかっこで通してくれた係の人にも脱帽」



そしてスキー場。

優「・・・むふー」
てっぺんに着いたお姉様。
優「やったー、私は勝ったのよー♪」
・・・上機嫌であります。

優「・・・さて、」



雅「お姉ちゃんてば、板も何も持たずにどーするんだろ」
栄「一番上まで行きたかっただけじゃないですか?」
典「・・・どーしてこう、出かける度に・・・」



天童「・・・ねぇ、あれって華のお姉さんじゃない?」
華「へ? どこ?」

背中の大きく開いたアンダーシャツなお姉様。

華「・・・・・・・・・人違いだよ」
土谷「そーかなぁ?」
木之下「あの他を寄せ付けないオーラは間違えようがない気がするけど?」
華「人違いだってば」
天童「あ、典さん達が・・・」
土谷「当たりじゃないよー」
華「あちゃー」
木之下「なんだか人違いと言いたくなる気が解ったわ・・・」



優「・・・ごきゅ、ごきゅ、ごきゅ・・・」
隠し持っていたキツーイ一本を呷っております。
優「・・・ぷはー・・・はぁ〜・・・し・あ・わ・せ(はぁと)」

栄「リストバンドに隠していたんですか」
雅「こらー、飲み過ぎだぞー」
優「もぅ〜・・・そんな冷たいこと言わないでぇ〜・・・ね(はぁと)」
雅「可愛く言ってもダメ!」
優「・・・いけずぅ」
典「無理矢理にでも引きずって行くしかないか」



で。

タルト「やったー!」
麗「住めそうだね」
秀「うん、一冬越すくらいは大丈夫だろーよ」
タルト「もってかえれないの?」
秀「う〜ん・・・どーだろーか」

優「・・・お〜、がんばってるかぁ、諸君」
タルト「ゆーちゃんだー・・・ふらふらしてるよ?」
麗「無事に戻ってきたんだ、よかった」
雅「イロイロあったみたいだけどね・・・拳銃出さなくてよかったよ」
栄「あぁ、ちょうど良いところにかまくらがありますね」
典「放り込んでいいか?」
秀「まぁ」
優「んー、それじゃーおやすみー」
麗「やけに素直だね・・・怖いなぁ」















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