ある日の俺的 76



せめて隔週くらいのペースで更新したいのに。



数日前、青嵐高校第二魔導学科二年教室。
ちびっこ先生他が授業終わってから雑談してます。

麗「そーいえばさ、父の日って何かプレゼントとかしてるの?」
佐々木「え? うーんまぁそれなりに」
土方「プレゼントねぇ・・・」

苦笑いな土方君。

麗「あ、土方君ちって父子家庭だっけ」
土方「えぇまぁ」
佐々木「パラディンなんか諦めて家業継いだ方がいいんじゃない?」
土方「この俺にパン屋をやれってのか」
麗「へぇ、お父さんパン屋さんだったんだ」
佐々木「近所じゃゆーめいなのよ、意外に」
麗「へぇ、今度行ってみようかなぁ・・・・・・狭山君は?」

なにげにもう一人一緒におりまして。

狭山「家ですか? 古流剣術の道場やってますよ」
土方「ほう」
狭山「もーすこし頑張ってくれれば僕があんな生活しなくても良かったんですけどねー」
佐々木「バイト漬けだったもんねー、こないだまで」
狭山「はは・・・コイツのおかげで食いっぱぐれることも無くなりましたよ」

右腕の腕時計めいたブレスレットをちらつかせまして。

麗「そーかぁ・・・どうしようかなぁ・・・」





で。

団長「・・・なんだこれは」

Tシャツ広げて固まってますよ。

麗「プレゼントだよ、父の日の」
団長「・・・・・・・・・・・・・・・・・・ほう」

まんざらでもなさそうです。

雅「うわー、麗ちゃん律儀だー」
華「か・・・考えたことも無かったわ」
団長「・・・え〜・・・おとーさんかなしい」
秀「年下の親父ってのもどーかと思うが」
優「年下の父親ってのもどーかと思うわ」
団長「・・・・・・・・・・・・・・・・・・なんだよちくしょう」



キャラメル「・・・」

お悩みのご様子。

プリン「どしたの? おねーちゃん」
キャラメル「な、なんでもないわよぅ」
プリン「ふーん・・・」



団長「まぁ俺は俺だから好きなように思ってください」
キャラメル「そ・・・そーですよ、ゼヒもぅええまったく!」
プリン「何語だよ」
団長「・・・・・・う〜ん」



はたして制作者は親なのかどうか。
その辺について少々疑問が残る一日でした。




続く。






麗「あたしはずっとパパだと思ってたんだけどね」





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