ある日の俺的 75



せめて隔週くらいのペースで更新したいのに。



団長「・・・う〜ん・・・」
麗「・・・う〜ん・・・」

居間でなにやら悩んでいるお二人。

団長「・・・まさか3年生にもなってコレが来るとは・・・」
麗「ねぇ・・・どうしようか」

テーブルの上に原稿用紙、そしてタイトルが『私のお母さん』と。

団長「・・・・・・もっと最近の家庭事情を配慮した宿題を出せよなー」

どうやら母の日に関する宿題でお悩みのご様子。

団長「父の日ならどうにかこうにかだまくらかすんだけどねぇ」
麗「・・・・・・パパの奥さんはママじゃないの?」

スルドイ質問に団長が苦笑いになります。

団長「・・・・・・まだ奥さんじゃないしなぁ」
麗「それにママなんて軽々しく呼べないヒトだしなぁ・・・」
団長「う〜ん・・・」
麗「う〜ん・・・」

再び悩。

優「悩むこた無いじゃない、居ないのは居ないんだし」
麗「あー、おねーちゃん・・・はママじゃないしなぁ」
サブレ「さぶれのままだよぉ?」
優「あと20年もしない内に年下のママになるけどね」
あぁ、それは大丈夫、年とらない設定にしたから。
麗「は?」
うぅん、ひとりごと。
団長「黒幕は首を突っ込むな」
はぁい。





東出の部屋。

東出「で、どうするって?」
団長「どうにかがんばるってさ」

くたびれた様子の団長。
相当悩んだのでしょう、きっと。

東出「・・・母親、ね・・・・・・」
団長「そう呼べる人がいるだけ幸せじゃないのぉ」
東出「そっちじゃない」
団長「・・・・・・あぁ・・・早急に忘れたいね、あんな事件は」



こんな二人にもイロイロ事情があるようで。




続く。






麗「う〜ん・・・こまった」





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