ある日の俺的 71



季節ネタばかり。



青嵐学園からですよ〜。

初等部3−B。
学年が変わりそうになって今更だけども麗のクラスですヨー。

麗「大体ねぇ、理事長の言うことなんか半分以上冗談なんだから真に受けるんじゃないわよ」
太陽丸「なんと! 拙者はだまされたと仰るのか!?」
鳳「だまされたってーか、素直に聞きすぎなんだよ日向くん」

どうやら太陽丸が再び舞い戻ってきたようです。
しかしぼこぼこなので何があったかはご想像におまかせしたい。

麗「そうそう、学校に居る間くらい太陽丸じゃなくて日向劔のままでいればいいじゃないのよ」
太陽丸「しかしそれでは拙者の面子というものが・・・」
南「いっつも麗ちゃんにボコボコにされてるのに何言ってるんだよ」
太陽丸「ぐぬぅ・・・」
麗「なによ」
太陽丸「・・・麗殿がそう仰るならば」
鳳「やけに素直じゃん・・・まぁアレだけやられたら当然よねぇ」
麗「あぁそうだ、あんたにも一応あげるわ」
太陽丸「ぬ? 何でござるか?」
鳳「バレンタインのチョコレートだよ」
太陽丸「・・・・・・・・・・・・む」
麗「か、勘違いしないでよね義理なんだから」
太陽丸「かたじけない・・・」

太陽丸は真っ赤になって行ってしまいました。

鳳「・・・日向くん、麗ちゃんのこと好きだったりして」
麗「変なこと言わないでよ・・・」
南「・・・否定しないんだ・・・・・・」



で。

雅「ぅふふふふふ・・・て〜ん〜♪」
典「・・・その邪な笑みは何だ」
雅「今年は手作りなんだよぉ〜」
典「そーかい」
雅「はい」
典「ありがとうよ」

秀「・・・もっと素直に喜んでやれよ」
典「つけあがるからいい」
壮「冷たいなぁ」
雅「でも毎年全部きちんと食べてくれるんだよ」
団長「エネルギー源としては最高だからね」
栄「糖質と脂質のバランスですか」
優「じゃあ自分で食べてもいいのね?」
団長「まぁ何を喰おうと止めはしないが」
秀「何故俺を見る?」
団長「ひとつくらい食べてやれよ」
優「要らないとか言うのに無理にやること無いわよ」

高級生チョコを口の中へ。

優「あーおいしい」

団長「ほっといていいのかおい」
秀「いつものことだし」

キャラメル「ご主人様ぁ〜・・・どこ行ってたんですかぁ」
エクレア「今年はフツーのだからもらってくれるよね?」
団長「くれるものはもらうけど一月後には何もないぞ」
エクレア「そんなの要らないよ〜」
キャラメル「そうですよぉ〜・・・やだなぁ」
団長「なんだその冷や汗みたいなのは・・・てかこの国くらいだしなぁ、一月後にどうこうって」
秀「じゃあだんちょは既に?」
団長「まぁ」
キャラメル「・・・」

カステラ「・・・本末転倒ですわ」
東出「人のこと言えるのか?」
カステラ「もちろんですわ・・・当日にもらえますから・・・」
東出「なぬ?」
カステラ「なんでもありませんわ」



再び青嵐学園。

華「・・・今年は手作りじゃないんだけど・・・」
沖田「華ちゃんがくれるならみんな一緒だよ」
華「・・・・・・ありがと」



なんだかんだと三年目なばれんたいん騒動。
それぞれの恋の行方はどうなることやら。



続く。






プリン「え〜ん・・・また渡せなかったよぉ〜ぅ」




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