ある日の俺的 70



豆をまきましょう。



団長「はい、と言うわけで『音速豆鉄砲』で鬼退治といきますか」

大型のピストルめいたものを順番に配っております。

東出「鬼退治だ?」
秀「これでか?」
団長「うん」
優「なんだってこんなもの配るのよ、手でまけばいいじゃない」
団長「手で投げつけて倒せる相手ならそれでいいけども」
東出「・・・・・・・・・・・・まさか」
団長「ぴんぽ〜ん、かっちゃん大正解!!」
エクレア「あぅ〜・・・あんなのもぅイヤですよぉ〜」
カステラ「豆撃つだけでやっつけられるんですか?」
団長「おうよ、しかもタダの豆じゃないぞー、聖域で清めた御利益ある豆だ」
壮「でも豆じゃー・・・ミスリルとか使えばいいのに」
団長「そーゆーなよー、季節ネタなんだからー」
典「あん?」
団長「いや、独り言」
華「おっきい独り言だね」

サブレ「ぐす・・・だんちょー、そのてっぽーでわるいやつをやっつけられる?」
団長「なぬ?」
サブレ「おるぐのぼすをやっつけられる?」
団長「うーん・・・破邪百獣剣も効かないしなぁ」
サブレ「・・・えぅ〜」
キャラメル「ガオレンジャーがやっつけてくれますよ」
サブレ「みんなへんしんできなくなっちゃったんだよぉ〜」
キャラメル「だ、だいじょうぶですよ・・・きっと」

団長「まぁいいや・・・んで、使い方だけども」

レクチャータイム・・・

団長「いじょ、がんばってねー」
東出「・・・お前の尻ぬぐいをか?」
団長「怒っちゃイヤン」
秀「どんな鬼よ?」
団長「さぁ?」
優「さぁ? ってあんたねぇ・・・」
栄「いえ、町中の鬼を退治して歩くんですよ」
典「は?」
壮「町内の鬼退治を一手に引き受けたとかそんなんだろー?」
団長「大正解!! 人手はあったほうがいいからね」

優「・・・それじゃーあの色ボケ親父にでも一発喰らわせてやろうかしら」
カステラ「小笠原仁平ですわね、手伝いますわお姉様」
エクレア「エクレアも手伝いますよぉ」

東出「・・・女の敵になったか、あのおっさん」
栄「まさか当選するとは思いませんでしたよ」
秀「うーむ、そして見事なピンクっぷり」
典「それが何故か議会を通るし・・・」
団長「・・・・憑いてるかもね」



雅「・・・ぐー・・・」



プリン「・・・すぴょ〜・・・」



タルト「むにゃむにゃ・・・ふみゅ〜・・・」



続く。






サブレ「ぱわーあにまるもしんじゃったんだよー」
キャラメル「え、えーと・・・だいじょうぶですよ」




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