ある日の俺的 69



あけました。



てんやわんやの雪山から帰って参りました。
で、数日後。



東出「高機能レンジャースーツ?」
団長「うん、耐火耐熱とか耐冷、耐蝕、絶縁と外部環境をものともしない」
秀「ほう・・・なかなかのもんじゃんよ」
団長「おうよ、しかも完全フリーサイズだから子供から関取まで自由に着られるぞ」
栄「経済的ですね」
団長「そう、しかも低コスト! ・・・てゆー服を、プリンが作っ」
優「いらない」
プリン「即答かよ!」

エクレア「あ、今の声かわいい・・・」
プリン「・・・・・・・・・・・・・・・即答か」
キャラメル「二度はいらない」

団長「・・・そしてさらに、腕時計やら携帯やらペンダントだろーが鈴だろーが身近なものを変身アイテムにできる」
壮「・・・変身?」
サブレ「さぶれもがおれんじゃーになれるのかぁ!?」
典「・・・そーゆー衣装なのか?」
団長「まぁそれは例えだけども・・・ソルトレイクが近いので『聖火戦隊ゴリンジャー』なんてのを考えてみたんだが」



サブレ「わくわく・・・」



サブレ「わくわく・・・」



サブレ「わくわく・・・」



団長「・・・何か言えよ」
サブレ「がおれんじゃーになるのぉ!」
団長「・・・・・・・・・よーし、じゃあサブレをガオシアンにしてしまうぞ?」



サブレ「わくわく・・・」



サブレ「わくわく・・・」



サブレ「わくわく・・・」



サブレ「ねー、まだぁ?」
秀「はやくしてやれよ」
団長「・・・お前等には戦隊にかける情熱がないのか」
エクレア「つーか、プリン製の服を子供に着せたらヤバイんじゃねーの?」
団長「どーするんだよ、この衣装五人分も」
壮「既に製作済みってとこが怖いな」
典「・・・あぁ」



キャラメル「あの、ご主人様・・・」
団長「おぉ、やるかキャラメルちゃん!?」
キャラメル「いや・・・私じゃなくて・・・その、知り合いに戦隊のバズーカがいるんですけど・・・」
団長「なぬ?」
キャラメル「その・・・ですから、バズーカが・・・」
団長「・・・じゃあそこの戦隊に売りさばくか」
キャラメル「え・・・えと・・・」







続く。






サブレ「がおれんじゃー・・・」




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