ある日の俺的 58



う〜ん、数ヶ月ぶり。



庭に団長。

(団長)「・・・・・・・・・なんだ、あの建物は」

敷地内にいつの間にか見慣れぬ建物が。

(団長)「何かあったのか?」
(秀)「・・・あんたじゃないのか?」
(団長)「しらん」
(栄)「副団長も知らないと仰いましたが?」
(団長)「・・・・・・う〜ん・・・・・・」
(典)「キャラメルが定期的に出かけてるようだが?」
(雅)「んで、にこにこして帰ってくるよ」
(団長)「ほぅ?」



リビング。
お姉様が領収書を眺めています。

(優)「・・・うっそ」

サロンの電気使用量がいつもより多くてびびっております。

(優)「ねぇ、サロンになんか変な機械でも入れた?」
(キャラメル)(ぎく)
(団長)「別に・・・なぁ?」
(キャラメル)「え、えぇ、何も・・・」

(壮)「だーんちょー、高速メモリと超容量ハードの在庫が合わないぞー」
(キャラメル)(ぎくっ)
(団長)「あー? ちゃんと確かめたんか?」
(壮)「間違えようがないだろうよ、最後の一個なんだし」
(団長)「どうせ要らないやつだから別にかまわんけど・・・どした?」
(キャラメル)「い、いぃえぇ、何でもないですよぉ」
(団長)「・・・・・・・・・あぁ、そうか」
(壮)「なんだよ?」



続く。






(団長)「奴が越してくることを忘れてた」





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