ある日の俺的 47

商業戦線ヒートアップ。

(雅)「・・・・・・・・・・・・」

特集ページの適当な記事を食い入るように読んでいる雅。
影響されやすい奴め。

(雅)「・・・・・・はぁ」

いつもなら暴走しかねないのが、雑誌を放り出して部屋を出ていきました。

リビング。
こねこ二人がプレゼントを広げてはしゃいでいます。

(サブレ)「おかしだ〜!」
(タルト)「・・・さんたさんって、さんた?」
(壮)「違う人だよ・・・三太はお爺さんじゃないだろ?」
(タ)「そうかぁ」
(壮)「そうだよ」

(秀)「・・・年齢的には十分だけどな」
(団長)「人間換算すりゃそうでもないぞ」
(栄)「確か、私と同い年でしたか」
(団長)「まぁ、そんなもんだな」



(雅)「うふふふ・・・」

廊下で不気味に笑う雅。
怖いです、かなり。

(典)「・・・何にやけてる」
(雅)「え? だってさ・・・」
よく見れば二人とも部屋着じゃありません。

(典)「先に言っておくが、途中で飽きたとか言うなよ」
(雅)「大丈夫だってば」

(典)「・・・まぁいい」



(典)「んじゃ行って来る」
(団長)「がんばれよ〜ん」
(典)「・・・・・・あぁ」

出かけてゆく典と雅。

(壮)「・・・おや珍しい」
(秀)「どちらまで?」
(団長)「町内会主催のチャリティーコンサートだかどうとか」
(優)「よくやるわねぇ、あのおっちゃん」
(秀)「雅は大丈夫なのか? 始終居眠りしてそうだが・・・」
(団長)「それが・・・奴から言い出したっぽい」
(優)「あ〜・・・」
(団長)「なんだ? 心当たりでも?」
(優)「いや、別に・・・」
(秀)「ま、典が隣にいりゃ大丈夫だろ」


・・・爆睡していたことは言うまでもなく(笑)

続く。






(雅)「頑張ったのにぃ・・・」



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