ある日の俺的 45

季節柄。

居間で何やら箱を整理しています。

(団長)「酒、菓子、酒、洗剤、酒・・・」

酒を優、お菓子類を子供達にと分配しています。
(サブレ)「くっきーだー」
(タルト)「ちょこれーともあるよ」

(団長)「おぉ! 蟹!!・・・菓子、酒・・・って、酒ばっか」
(優)「うれしぃわぁ♪」
(団長)「・・・アナタだけですからねぇ、飲むのは」
(秀)「何か言ってあるんじゃねぇの?」
(優)「日頃の行いが良いからよ☆」

どうやら、届いたお歳暮のようです。

(栄)「随分と上機嫌ですねぇ、優さん」
(典)「・・・それは?」
栄の腕にあるいかにも高級そうな瓶を指す。
(栄)「いえ、量より質ですから」
(壮)「しれっと言うよな・・・それ一本であれ全部買えるんじゃないか?」
(栄)「そうでしょうねぇ、三太君のお父様からですから」
(壮)「・・・バレないように処分しろよ」
(栄)「抜かりはありませんよ」

(団長)「ん? もう一個あったか」
影に隠れていた小さめの箱に気付きまして。
(団長)「おや、せまひろからか・・・ぬぁ」

箱の中身にびびる団長。
(秀)「どしたよ? ・・・こらまたなかなか」
(タルト)「はむだ」
(団長)「何も送ってないのに・・・なんか悪いな」
(優)「いーじゃないの、アレだけお世話しちゃったし」
(団長)「自分で言うなよ・・・」

何やら高級そうな品物をもらってしまいました。
続く。






(団長)「なんか言われたらやだなぁ・・・」



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