ある日の俺的 24
七夕(たなばた):五節句の一。
天の川の両岸にある牽牛星と織女星とが年に1度相会するという。
7月7日の夜、星を祭る年中行事。
中国伝来の乞巧奠(キコウデン)の風習と
日本の神を待つ「たなばたつめ」の信仰とが習合したものであろう。
奈良時代から行われ、江戸時代には民間にも広がった。
庭前に供物をし、葉竹を立て、五色の短冊に歌や字を書いて飾りつけ、
書道や裁縫の上達を祈る。
七夕祭。銀河祭。星祭。
(岩波書店、広辞苑第五版より抜粋)

(団長)「・・・・・なので千切った綿やらベルやらを飾らないように」
(麗)「コレは?」
電飾用の豆電球を持ち出す。
(華)「違うでしょ・・・」
(優)「とりあえず願いを書いた紙を吊せばいいのよね?」
「まぁ一般的なものは、な」

(タルト)「ねぇ、なにおねがいするのぉ?」
(サブレ)「さぶれはねぇ、おもちゃがいいなぁ」
(壮)「・・・クリスマスじゃないからサンタさんは来ないぞぉ」
「くりすますじゃないのぉ?」
「え〜、こないの?さんたさん」
びゅわん。(空間ねじ曲げ音)
(魔王:本名 三太)「呼んだか?」
「君じゃねぇよ」
(三太)「そうか」
びゅわん。

そんな者共を眺めつつ。
(秀)「元々は彦星と織姫の云々ってぇ祭りだろ?」
(栄)「まぁそうですね、地方によって多少解釈が変わってくるようですが」
「ソレが面白いんだろうけどな」


(雅)「・・・・・・・・・・・・むぅ・・・・・・」
一人思案中の雅
(キャラメル)「・・・雅さん?」
「・・・・・・・・・・・・はっ!な、何?」
(典)「何をさっきから考えてる」
「え?だってさ、織姫って好きな人に一年も逢えないんでしょ?可哀想だよねぇ」
「それで?」
「ボク達みたいにいつでも逢えるのって幸せだよね?」
「・・・多少は離れて暮らすのもいいもんだろうな」
「・・・・ぶぅ」

「(・・・一年間溜め込んだのを一気に・・・スゴイんだろうなぁ・・・・)」



続く。




「カラダが火照ってきちゃった・・・」



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