ある日の俺的 22

魔王の力で言葉を話せるようになったサブレとタルト。
行動範囲が広がる広がる。

おやつを食べる二人。
(団長)「・・・おいしい?」
(サブレ)「うん♪」(口の周りクリームまみれで)
「もっとゆっくり食べなさい」
(タルト)「だんちょーもたべるぅ?」
「いい」
(優)「食べたらちゃんとお片づけするのよ〜」
(サブレ&タルト)「は〜い」
「・・・やっぱ母お・・・」
「何か言った!?」(ぎらり)
「ぃぃぇ」

(麗)「ねぇ団長、お祭りどうするの?」
「あん?・・・・あぁ、あの話か、まだ詳しいことは解らん」
(壮)「夜店がいいよな、イカ焼きとか焼きそばとか」
(秀)「いっそのこと出店するか?」
「ぼったくり料金で?」
「一個1000円とか言ってな」
「自分らで責任持てよ・・・」

(雅)「そうそう、町内会長さんが若々しくなったって知ってる?」
(典)「何処かの地区から帰ってきたら血色が良くなったって話か」
(栄)「それから輪をかけて町内中を回ってるとか」
「何があったんだろうねぇ」
(華)「ねぇ、そこの地区ってもしかして・・・」
「・・・・アレか?」(こたつを指す)
「・・・・でしょう、多分」
「・・・・出るのか・・・」(こめかみ押さえる)
「ま、まだそうと決まった訳じゃ・・・」
「?」

保母役が板に付いた優。
急に大人びてきやがった麗。
その他イロイロで今年の夏は大変そうだ。
続く。



戻る