ある日の俺的 21

帰ってきました。

(団長)「うらー、帰ったぞ!」

がたがたっ!
がちゃっ、ばたん!
どたどたどた・・・・


(タルト)「にゃぁ?」
「・・・・・なんだ?・・・・おーい、誰もおらんのか〜?」

(優)「だから言ったでしょ、何か着てなさいって!」
(雅)「こんなに早いとは思わなかったんだもん・・・」

「・・・・・また雅か・・・何やらかしたんだか・・・」

「なにやっとるか?」
「げっ!来るなっ!!」

だむっ!!(久々に発砲)

「そうそう喰らうもんじゃない・・・って、お前は・・・」
「おかえり〜・・・みんなは?」
「事務所に行ってるからさっさと着替えてこい・・・」
「・・・・」
入り口の影からこちらを伺うタルトに気付いた優。
「あら?どうしたの、この子」
「まぁいろいろワケありで・・・おや?サブレはどこ行った・・・まぁいいか」
「可愛ぃねぇ・・・おいで、怖くないよ」
「にゃぅ・・・」
団長と雅を見比べるタルト。
とてとてと雅の方へ。
「うわぁ・・・ふかふかだねぇ」
「ふみゅぅ・・・・・」
雅に抱かれたまま寝ちゃった。
と、
(秀)「だーんちょー、搬入終わったぞー」
(典)「しっかし、こいつが荷物に紛れてるとはな」
(栄)「団長が連れて行ったと思ったんですがね」
(壮)「気に入られちゃったかね?」
(サブレ)「にゃぁおぅ」(にっこり)

「・・・・いいのか?」
「何が?」
「コイツこのままで」
「あ゛・・・・場に流されてたわ」
がたがたっ!
がちゃっ、ばたん!
どたどたどた・・・・


「何の音だ?」
「ま、まぁちょっとしたことだから(・・・間に合ったぁ・・・)」
「(・・・すぐ出てくると思ったんだがなぁ・・・)」(キッチンへ)
「ちょっと待ったぁ!!」
「はい?」
「い、いや、私がやるから、ゆっくりしてて・・・」(ぎくしゃく)
「はぁ・・・」
キッチンへはいる優。
「雅ちゃん出てこないな」
「そういえば」
「・・・・はは」

キッチン内。
「ほら、さっさと着替えてきなさい」
「おねーちゃん、この子肉球押すとちゃんと爪が出るんだよ・・・」
「そんなことはいーから」(怒)

ようやく着替えに行った雅。
細かいことを気にしない性格も考え物だな。
続く。



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